どん底サラリーマンが株式投資で2億円 いま息子に教えたいお金と投資の話/DokGen

あっという間に読むことができました。

株式投資の本はそんなに購入しないですが、後ろのプロフィールの文章を読んで、35歳の時に妻の浮気が原因で離婚と書いているのを見て、失礼ながら面白うそうで買ってみました。

読んでいると、私も1歳半の男のがいる身として、5歳から母親と離れて、私と2人で父子家庭として生活していくことを考えると想像を絶するほど大変だと思いました。

株式の内容より、著者の父子家庭としての奮闘ぶりが面白く時には熱くなるものがありました。

株式投資の内容としては、短期売買ではなく長期ホールド型の投資法です。

自分の知らない業種の株式ではなく、身近で理解できる会社の中からこの会社は伸びると思ったところに集中的に投資していくといった感じ。

38歳から39歳の相場がよかったとは言え、この1年間で1000万円を2億3500万まで増やしたセンスは見習いたい。

また著者は生活を切り詰めてでも、軍資金となる1000万円をなんとしてでも貯めることが大切と説いています。FXでもそうですが、最初の1000万円まで大変で、そこまで行ってしまえば、あとは実力があれば月10%でも100万円の利益になります。とくに株では10倍になるような株を見つけることができれば、それだけで1億円に到達するわけなので、1000万円を何としてでも貯めるというのは納得できます。

その他、私が面白いと思った点は、著者はいつか四季報の大株主欄に載ることをモチベーションにしてところ。や、書籍の最後に行きたい場所・泊まりたいホテルなど、死ぬまでにしたことリストを書いている点です。このモチベーションの作り方は私自身もしていることなので、とても共感できました。逆を言えば、こういう行きたいところや叶えたい夢がはっきりしているほど、成功に近づく確率が高くになる気がしています。

株式に興味ある方はもちろん、これから株を初めてみようかなと思う方にお勧めできる本でした。

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