京都老舗料亭・菊乃井本店へ行ってきました。

今日は京都にご飯を食べに行ってきました。

花見小路を歩く

向かった先は、京都老舗料亭【菊乃井】さんです。

3年ぶりくらいの訪問になります。ずっと来たかったのですが、なかなかコロナで行くことができずでした。

と、そんなことを考えていると、菊乃井本店の看板が見えてきます。

肝心の入り口撮るの忘れました、、私たちの姿が見えた途端、傘をさして係りの方がこちらに歩いてこられたので写真を撮るタイミングがなかったです。素晴らしいサービス、、

中に上がると、畳の廊下が続きます。迷子になりそうになります。何部屋くらいあるんでしょうね。。どのお部屋も素敵だと聞いてます。

部屋に入ると、す、すごい、、

この緑の艶やかさは、、絵ですかって思いますね。

ちょっと妻を席に座らせてみます。映えますね、、

妻がお庭を覗いています。ちなみに、今着ていく服がないと言われ、何日か前に服と靴を買わされるという事件が起きています。笑、、

亀がいるー!!って言っています。

そんなんいるわけないやんって言って見に行くと、、

あっほんまや。(この流れはお決まりです笑)

写真じゃわかりにくいですが、写真中央少し左に亀がいました。

あとで聞いたのですが、このお部屋は屋形船を買い取り、船から琵琶湖を見ながらご飯を食べられるように作られたお部屋でした。天井も屋形船の形のままです。

それで亀もいるみたいです。

にしても、机に反射する緑も綺麗です。

マスク入れが用意されています。菊乃井の紋章付。

手ぬぐいも紋章が入っています。これは帰り持って帰れます。

生け花もシンプルでとても綺麗です。

今日のメニューです。これを見るだけでワクワクします。

八寸。虫籠の中にお料理が並びます。

かますのお寿司が本当に美味しかったです。鱒の子も初めて食べたんですけど、プチプチしてて美味でした。

左下に霧吹きで水が掛かっています。これは誰もお皿に触れていませんよって意味のものです。

籠はちゃんと、扉も開くようになっていました。

先付・・胡桃豆腐。山葵がほんのり効いていて、とてもマッチしてます。美味しい。

向付・・・1皿目は明石鯛とさごしのお造り。ポン酢のジュレと食べると口に魚の美味しさが広がります。

二皿目・・鮪です。これがまた口に入れた途端、溶けるんですよ。

卵醤油が最高です。

蓋物・・器が鈴虫になっていて、綺麗ですね。

穴子、松茸、三日月豆腐などが入っています。食べながら、三日月を見ているような感覚になります。また出汁が美味しくて体に染み込みます。松茸・柚子の香りも良かったです。

焼物・・鱧です。その間にはマッシュルームで調理したものが入っていて肝みたいな感じで、緑酢と相性抜群です。鱧はふっくらしてて、本当に美味しかったです。

強肴・・・鱧しゃぶ 松茸です。これを出汁にくぐらせると、鱧がぱっと開きます。ポン酢に入れて頂くと鱧の淡白な触感がたまりませんでした。松茸も出汁が出て香りがすごかったです。

御飯・・・萩おこわには鱧が枝豆・小豆などが入っていて、触感も味も面白かったです。止椀も枝豆のすり流しと出汁が最高でした。もう最高と美味しいしか言ってない気がします。笑

最後のデザートが、マスカットソルベの周りにシャインマスカットが乗っていて、口の中がすっきりしました。シャインマスカットが甘い、、美味しい。

最後にお茶をたてて頂いて、お食事は終わりです。

どれもこれも美味しくて、大満足でした。さすがミシュラン12年連続三ツ星だと思いました。

帰りに八坂神社によって帰りました。

前厄年まであと2年。そろそろ厄払いなどして備えなければいけないと思う今日この頃です。

三ツ星の意味は、『そのために旅行する価値のある卓越した料理』とあります。

まさしく、菊乃井さんはそれに値する料亭です。

一度でいいので、できるだけ多くの方に菊乃井さんの日本料理を食べていただきたいと思います。

ごちそうさまでした。本当に美味しかったです。

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